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2016年06月22日

【教育関連NEWS】文部科学省:小学校等の課程を修了していない者の中学校等入学に関する取扱いについて(通知)

こんにちは。東京アカデミーお茶の水校の福田です

一昨日は、法政大学市ヶ谷キャンパスで、キャリアセンター主催の教員採用試験対策ガイダンスを担当させていただきました。同大学の小金井・多摩のキャンパスでも東京アカデミー東京校・立川校の教務担当が、それぞれ別日・別時間でお話しさせていただきました

法政大学といえば、教職課程センターのセンター長が、あの尾木ママこと尾木先生ですが、まだお会いしたことはありません(^_^;)。

さて、文部科学省は6月17日(金)、小学校未修了者でも「特別な事情」がある場合は、中学校入学を認めるよう都道府県教委などに通知を出しました。

学校教育法45条では『中学校は、小学校における教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、義務教育として行われる普通教育を施すことを目的とする。』と規定されており、これまで中学校は小学校の課程を修了した者が進学するものとされてきました。

この原則そのものは、今後も変わりません。

しかし、近年、親の事情等で出生届が提出されずに戸籍がなく、小学校にも通っていない子供の存在が各地で確認されています(戸籍がないと就学できないと思い込んでいる方も多いようです)。

私も昨日、やはり長らく無戸籍で小学校に行けなかった20代女性を取り上げたTVニュースの特集を見ました。

毎日新聞によると、法務省が今年3月10日時点でまとめた無戸籍の子供(6〜15歳)は193人で、うち64人が未就学の可能性があったそうです(この数字は氷山の一角らしいです)。

「特別な事情」は、通知に以下のように書かれています。


(1) 保護者による虐待や無戸籍といった複雑な家庭の事情や犯罪被害等により、学齢であるにもかかわらず居所不明となったり、未就学期間が生じたりした子供が、小学校未修了のまま中学校相当年齢に達してから中学校等への入学を希望する場合

(2) 不登校等により長期間学校を欠席する間に、やむを得ない事情により小学校未修了のまま小学校相当年齢を超過した後、通学が可能となり、中学校等への入学を希望する場合

(3) 病弱や発育不完全等の理由により、小学校相当年齢の間は就学義務の猶予又は免除の対象となっていた子供が、中学校相当年齢になってから就学が可能な状態となり、小学校未修了のまま中学校等への入学を希望する場合

(4) 海外から帰国した子供が、重国籍や日本語能力の欠如といった理由により、就学義務の猶予又は免除の対象となって外国人学校の小学部等に通った場合で、その子供が中学校段階から中学校等への進学を希望する場合

(5) 日本国籍を有しない子供がいったん外国人学校の小学部等に通った後、経済的な事情や居住地の変更等といった事情により、中学校段階から中学校等への転学を希望する場合

(6) 戦後の混乱や複雑な家庭の事情などから義務教育未修了のまま学齢を超過した者の就学機会の確保に重要な役割を果たしている中学校夜間学級等に、小学校未修了者が入学を希望する場合


同時に、上記の小学校未修了者が中学校に通うにあたって、個別的な支援・指導に配慮するように求めています。

戸籍もない、義務教育にも就学しないでは色々不利益なことが多いでしょうから、良いことだと思います。

問題は、無戸籍の人を子供の時点で把握することの難しさなんでしょうね


文科省:小学校等の課程を修了していない者の中学校等入学に関する取扱いについて(通知)

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posted by 東京アカデミーお茶の水校 at 11:33| 東京 🌁| 教員採用試験対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする